ピント追い込み支援ソフト AssistFocus

 ※フリーソフトです


AssistFocus(アシストフォーカス)は、WindowsOSのPCで動作するピント追い込み支援ツールです。冷却CCD の撮像ソフトなどで見かける星像の最高輝度のカウント値を表示する機能とよく似た機能を提供します。
実際には、デジタル一眼のリモートライブビューやその他のカメラの撮像で、PC画面上に表示されている星像を リアルタイムに画面キャプチャーし、一定輝度以上のピクセル数をカウントするというものです。
星像にフォーカスが十分合っていない状態では、像が大きくなり、カウント値が大きくなります。逆に、フォーカス が合ってくると像が小さくなりカウント値も小さくなります。AssistFocusは、カウント値を監視し、取得した最小のカ ウント値に誘導支援することを目的としています。

1)使い方
・リモートライブビューなどで、フォーカスを合わすための星像を画面上に表示させます。
・AssistFocusを起動します。(先に起動していてもOKです)
・AssistFocusのウィンドウがアクティブになっている状態で、画面上に表示されている星像のほぼ中心にマウス カーソルをもっていき、キーボード「F1」キーを押下します。この動作にて、PC画面上のどのエリアの輝度計測を 行うかを指定したことになります。

・計測開始ボタンをクリックします。
・望遠鏡のピントノブを回すなどし、星像を少しボカした状態になるようにし、計測画面の星像がボケた範囲も含 めてほぼ同じ大きさに出力されるようGainを切り替えて調節します。
・望遠鏡のピントノブを回すなどして、まずは星像が内外焦点で少しボケる範囲でフォーカスをゆっくりと前後さ せます。※参考:計測(画面キャプチャー)は1秒間に5回行われます。
・Minimumの数値を確認し、Currentの数値がMinimumに近くなるようにピントノブを調節し追い込みます。
※AssistFocusの「追込み通知音」にチェックを入れておくと、Minimumに数値が近くなるにつれて2段階の音 階でBEEP音を鳴らして知らせてくれますので、数値を気にしながらピント調節する必要がなくなります。


2)AssistFocusの最新版ダウンロード

最新版は、リリース番号20100601aです。こちらからセットアップファイル一式をダウンロードすることができます。
なお、インストール方法などは、ダウンロードファイル同梱のreadme.txtをご覧下さい。

※このページのPDF版を配布しています。必要な方はこちらからダウンロードして下さい。

作成・配布人 星空つづり Sirius

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